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母さん、母さん、母さん。

かれこれ数ヶ月前に、てんやで上天丼を食べながら店内に流れていた有線が、ミドリカワ書房の『OH!Gメン』なのであり、それからというもの、ミドリカワの書房に首ったけ、それはもうクボッ岳なのである。
冒頭の『OH!Gメン』は万引きGメンの歌、その他にも、整形手術を受けたい娘の『顔2005・心』、両親の離婚を見ている子どもを歌った『それぞれに真実がある』、認知症患者の日常を描く『恍惚の人』、小学校の朝会で隣のクラスの子どもの事故死を告げる『命の尊さ』などなど、ディープなストーリーを見事に誠実に歌い上げる。

そして古い話なのだが、ミニアルバム『家族ゲーム』が発売された際、ソニー・ミュージックエンタテイメントは、『母さん』という曲が「倫理上の問題」として、インストゥーメンタルバージョンを収録した。
次作『みんなのうた2』に於いても、本来バージョンの収録を試みたが叶わず、インディーズレーベルからの発売となった。

倫理上の問題とは、「犯した罪を反省していない加害者の観点で作詞されている」という事なのだが、どうにも釈然としない。
だから何なのか。
加害者の観点と加害者擁護はもちろん別物で、逆の観点となると、それこそ到底意味が不明である。
どの立場に立てば、誰への建前で、そのような判断に至るのか。

とにかく、とにかく素敵な曲なんである。
※以下、個人の判断で閲覧ください。

『母さん』

母さん あなたは僕を今でも本当に愛してくれていますか
母さん あなたを僕は苦しめ悩ませたくさん泣かせたんだろう
母さん とうとう来週の水曜日だよ
母さん とうとう法律に僕消される

母さん あの日はとても頭が痛くて仕方がなかったんだよ
だから
母さん あの日の事は何にも覚えてないんだ本当に本当
母さん 親戚のみんなは何て言ってるの
母さん 近所の人にいじめられてないかい

母さん こうして手紙を書くのって初めてだよね
最初で最後の手紙に成っちゃたけど
母さん あの日に僕がやったことは僕の意思じゃない
誰かが僕の脳みそいじくったんだ
母さん あなたは僕を生んだこと後悔してませんか
後悔してないのなら嬉しいです
母さん あなたの息子に生まれて僕は幸せでした
この僕を生んでくれて本当にありがとう

母さん サヨナラお元気で向こうでいつも見てるから
母さん 母さん 母さん

何が正しくて 何が悪いなんて 誰もそんなこと 教えてくれなかった
誰も悪くない わかっていたんだ 生まれた時から僕は 悪魔だった

関連サイト
ミドリカワ書房
Column | comments (1) | -
 
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コメント
kou | 2007/06/01 00:48
shoesさんを断固支持するぞ!
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