2007年F1世界選手権 第15戦 日本グランプリ。
1987年から20年間に渡り鈴鹿サーキットで行われてきたこのグランプリは、30年ぶりに富士スピードウェイで開催され、興奮もへったくれもない覚め冷めな土砂降りの中、幕を閉じた。
30年前に富士で行われたグランプリは、当時ルーキーのジル・ヴィルヌーブが1コーナーで250kmオーバーの大クラッシュを起こし、立入禁止区域で観戦していた観客とマーシャルが死亡した。その後、永久的にF1開催は不可能であったはずの富士スピードウェイをトヨタが買収し、何故だか近年F1で人気者のサーキットデザイナー、ヘルマン・ティルケがコースレイアウトを見直し、「鈴鹿は古いし狭いし危険だし」と言った理由で、とんとん拍子に30年ぶりの富士F1開催と相成ったわけであるが、
もう30年間くらい、やらなくていいのではないか。
そりゃ、うまい具合に道路が同時に3カ所も陥没し、パークアンドライドを採用していたことで観客が数時間も雨の中で放置状態だとか、その影響で翌日のレース決勝もパークアンドなんちゃらがスムーズにいかずにスタートに間に合わない観客が出たりとか、F1弁当なる1万円の弁当を売り出したりとか、突貫工事の仮設スタンド(指定席C)は勾配がゆる過ぎてレースが見れなかったりとか、トロ・ロッソが宿泊したホテルの客室には
という恥ずかしい間違いを起こしたりだとか…
会場運営については『富士 最悪』とか『富士 救護室』でググれば数多出てくるだろうし、F1開催初年度。予想以上だったが混乱は起こるものと思っていた。
ただ…富士スピードウェイが、トヨタが、F1というイベントで、
F1文化を全く理解せず、情熱が見えない運営をするとは思わなかった。
応援幕が観客席を埋め尽くして、多彩な色がスタンドを埋めるからテンションが上がるのだ。
佐藤琢磨だって、日本グランプリで毎年用意してくれる自分への巨大フラッグを楽しみにしている、というコメントを出している。
サーキット観戦の醍醐味を、何故規制する。
そして何故、規制をしておいて、自ら巨大なトヨタ応援幕をスタンドに掲示するのか。
サンマリノやモンツァであれば暴動が起こってもおかしくない行為。それをトヨタは平然とやってのけた。
決勝レース。
日曜の昼過ぎから生放送されたこともあり、F1に興味がない人間も数多く見たのであろうが、
13時30分時点で確実にスタートが出来る状況ではなかった。
本来であれば、数時間スタートを遅らせる状況なのにも関わらず、
何故セーフティーカーが10数周も先導したのか。
これは、スタート数分前にスチュワード(審判みたいなもの)が全チームに使用タイヤ指定の緊急メールを送り、フェラーリがその対応に間に合わなかったというゴタゴタな状況を見る限り、各チームはスタートが遅れると考えていたのではないか。
そもそも、医療用ヘリコプターが飛べない状況ではレースを行えないルールであり、
前日のフリー走行ではそれを理由に10分も走行できずに赤旗中断となった。
そして、そのフリー走行よりも悪天候だったにも関わらず、レースは定刻スタートした。
テレビに映るのは、ゆっくり走るマシンとベンツ。水煙で灰色。
ドライバーからの無線は文句だらけ。殆ど放送事故じゃないか。
これは、フジテレビが生放送の放送枠を優先させたからの結果ではないか。
この日は放送後に競馬のスプリンターズステークスを控え、本来であれば14時スタートでも問題なかった決勝を、最大延長しても2時間放送できる余裕を持たせるため(スプリンターズステークスの発走時刻は15時45分)に13時30分というタイムスケジュールにしたのではないか。
ファイナルラップ。
フィリッペ・マッサとロバート・クビサが第3セクター区間で何度も車体をぶつけあいゴールした。
なんだ、富士でも鈴鹿でも同じじゃないか。コースの広さが問題ではないのだ。
放送されるからレースするのではない。レースが面白いから、放送するのであろう。
広告と宣伝のために利用するな。それでもというのなら、スマートにやれ。
1987年から20年間に渡り鈴鹿サーキットで行われてきたこのグランプリは、30年ぶりに富士スピードウェイで開催され、興奮もへったくれもない覚め冷めな土砂降りの中、幕を閉じた。
30年前に富士で行われたグランプリは、当時ルーキーのジル・ヴィルヌーブが1コーナーで250kmオーバーの大クラッシュを起こし、立入禁止区域で観戦していた観客とマーシャルが死亡した。その後、永久的にF1開催は不可能であったはずの富士スピードウェイをトヨタが買収し、何故だか近年F1で人気者のサーキットデザイナー、ヘルマン・ティルケがコースレイアウトを見直し、「鈴鹿は古いし狭いし危険だし」と言った理由で、とんとん拍子に30年ぶりの富士F1開催と相成ったわけであるが、
もう30年間くらい、やらなくていいのではないか。
そりゃ、うまい具合に道路が同時に3カ所も陥没し、パークアンドライドを採用していたことで観客が数時間も雨の中で放置状態だとか、その影響で翌日のレース決勝もパークアンドなんちゃらがスムーズにいかずにスタートに間に合わない観客が出たりとか、F1弁当なる1万円の弁当を売り出したりとか、突貫工事の仮設スタンド(指定席C)は勾配がゆる過ぎてレースが見れなかったりとか、トロ・ロッソが宿泊したホテルの客室には
「Will anyone who wishes to use a pubic hairdryer, please contact reception.」
という恥ずかしい間違いを起こしたりだとか…
会場運営については『富士 最悪』とか『富士 救護室』でググれば数多出てくるだろうし、F1開催初年度。予想以上だったが混乱は起こるものと思っていた。
ただ…富士スピードウェイが、トヨタが、F1というイベントで、
F1文化を全く理解せず、情熱が見えない運営をするとは思わなかった。
指定席注意事項
・指定席エリアは全席禁煙となっております。喫煙は指定の喫煙所をご利用ください。
・お席以外での観戦は、他のお客様のご迷惑となりますのでご遠慮ください。
・応援幕、旗などの取り付けはご遠慮ください。
・ビデオカメラ(携帯含む)での映像撮影は禁止されております。
・指定席エリアは全席禁煙となっております。喫煙は指定の喫煙所をご利用ください。
・お席以外での観戦は、他のお客様のご迷惑となりますのでご遠慮ください。
・応援幕、旗などの取り付けはご遠慮ください。
・ビデオカメラ(携帯含む)での映像撮影は禁止されております。
応援幕が観客席を埋め尽くして、多彩な色がスタンドを埋めるからテンションが上がるのだ。
佐藤琢磨だって、日本グランプリで毎年用意してくれる自分への巨大フラッグを楽しみにしている、というコメントを出している。
サーキット観戦の醍醐味を、何故規制する。
そして何故、規制をしておいて、自ら巨大なトヨタ応援幕をスタンドに掲示するのか。
サンマリノやモンツァであれば暴動が起こってもおかしくない行為。それをトヨタは平然とやってのけた。
決勝レース。
日曜の昼過ぎから生放送されたこともあり、F1に興味がない人間も数多く見たのであろうが、
13時30分時点で確実にスタートが出来る状況ではなかった。
本来であれば、数時間スタートを遅らせる状況なのにも関わらず、
何故セーフティーカーが10数周も先導したのか。
これは、スタート数分前にスチュワード(審判みたいなもの)が全チームに使用タイヤ指定の緊急メールを送り、フェラーリがその対応に間に合わなかったというゴタゴタな状況を見る限り、各チームはスタートが遅れると考えていたのではないか。
そもそも、医療用ヘリコプターが飛べない状況ではレースを行えないルールであり、
前日のフリー走行ではそれを理由に10分も走行できずに赤旗中断となった。
そして、そのフリー走行よりも悪天候だったにも関わらず、レースは定刻スタートした。
テレビに映るのは、ゆっくり走るマシンとベンツ。水煙で灰色。
ドライバーからの無線は文句だらけ。殆ど放送事故じゃないか。
これは、フジテレビが生放送の放送枠を優先させたからの結果ではないか。
この日は放送後に競馬のスプリンターズステークスを控え、本来であれば14時スタートでも問題なかった決勝を、最大延長しても2時間放送できる余裕を持たせるため(スプリンターズステークスの発走時刻は15時45分)に13時30分というタイムスケジュールにしたのではないか。
ファイナルラップ。
フィリッペ・マッサとロバート・クビサが第3セクター区間で何度も車体をぶつけあいゴールした。
なんだ、富士でも鈴鹿でも同じじゃないか。コースの広さが問題ではないのだ。
放送されるからレースするのではない。レースが面白いから、放送するのであろう。
広告と宣伝のために利用するな。それでもというのなら、スマートにやれ。
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